朴槿恵と二重写しになる閔妃
朴槿恵大統領は、国内状況を説明し訪米延期を伝えた。延期を決めた理由は、国民の安全を最優先し、MERS拡散を防ぐためだという。米国は、韓国の決定を尊重すると返した。外交用語で尊重するとは、勝手にどうぞっと言う意味だろう。本音は二度と来るなという意味かもしれない。安倍首相・習近平を米国に招待した手前、嫉妬深い朴槿恵にも配慮した。ところが、朴槿恵は、安倍首相と同じように歓待してくれなければ、米国に行かないとスネたことが原因ではないだろうか。外遊好きな朴槿恵は、欧州からもそっぽを向かれ、米国に行きたくてしょうがなかったはずだ。今回は、もともと国賓訪問でも、実務協議の訪問でもないハルモニの慰安旅行だった。韓国との首脳会談といっても、会って話す重大事項はない。THAADミサイル防衛システムの購入、南シナ海の問題、AIIBへの参加など、ことごとく米国の意向を無視した。中国に冊封し、事大外交をとる韓国防衛など、米国の血を流して遂行することはない。敵対する米中の間で、経済は中国、防衛は米国に依存するなど虫が良すぎる。裏切りを常とする韓国を見れば、米国が重要な機密事項を韓国に渡すことはない。朴槿恵と二重写しになる人物と言えば、李氏朝鮮末期の閔妃だ。閔妃と言えば、李朝末期の高宗の后「明成皇后」だ。韓国では、日帝と戦った悲劇の王妃として持てはやされているが、政治家として見れば無能な悪女だ。当時、朝鮮は大院君が摂政として朝鮮国内の政治を握っていた。息子の高宗は王位についてはいたが、実際に政務を執ることはなかった。大院君は、その高宗に后として閔妃を迎えた。閔妃は、大院君から嫌われて権力の座から遠ざけられていたあらゆる階層や不満勢力を抱き込んだ。そして、大院君の攘夷鎖国政策を弾劾し、大院君を摂政の座から降ろし、閔妃の独裁政治を始めた。閔妃一族が実権を握り、李朝後期の腐敗と汚職にまみれた政治だ。宮廷の重職者たちは、民衆から搾取して、競って閔妃に賄賂を贈った。閔妃の政治といえば、親清と思えば、親日に変わり、そしてロシアと結んだ。自己の権力を維持するために、その時々の力がある外国を利用し、政治をもてあそんだ。朴槿恵大統領の米中蝙蝠外交や、常軌を逸した反日告口外交で、世界中から孤立した姿と似ている気がする。
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