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2015年6月26日 (金)

活字のコラムくらい、標準語で

Zenkokuakusennto 電子版の夕刊紙のコラムに関西弁で書かれた記事がある。筆者は、兵庫県明石市生まれとあるから、播州弁なのだろう。愚生は田舎者出身だが、40年近くも東京に住んでいると北陸地方の方言も忘れ、標準語以外は聞き取りにくい。製造工場が明石にあったせいと、明石からの転勤者も多かったため、若い頃は関西弁を聞く機会が多かった。関西弁とひとことで言うが、淡路弁・伊賀弁・伊勢弁・近江弁・大阪弁・河内弁・紀州弁・京言葉・神戸弁・志摩弁・摂津弁・泉州弁・丹波方言・奈良弁・播州弁・舞鶴弁・三重弁・嶺南方言と地域によって多数あるようだ。F社川崎工場でも、関西人どうしが○○さんは河内弁だから汚いとか、奈良弁はキツイとかいったことが話題になった。出張先の明石工場でも、街で話す関西弁は解りにくいと言うと、大阪弁や神戸弁はいいが、明石地方の播州弁は汚いからだと同情された。愚生のように、微妙に違う関西弁を聞き分けることができない者には、それすら解らなかった。明石工場で話される関西弁は、聞きやすいと思っていたが、川崎からの出張者相手には、どうも関西弁訛りの標準後を話してくれているようだった。会話での関西弁は、はっきり言って聞きにくいが、それが活字になるともっとイライラする。中国では、多くの省言葉(広東語、上海語、福建語・・・)があり、発音はそれぞれ違うが、書き言葉は同一だ。コラム筆者は、日大卒というから、東京に住んでいたことはあるだろう。活字のコラムくらい、標準語で書いて頂きたい。

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