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2015年7月 1日 (水)

金沢-福井-米原間を早期に着工すべき

Photo 昨日、車内で焼身自殺を図った男のため、東海道新幹線は全線不通となった。代替え手段として北陸新幹線を考えてみた。東京-金沢(450.5km154分)金沢-大阪(267.6km161分)だ。乗り継ぎ時間なしで、5時間15分も要する。一方、東海道新幹線のぞみ(552.6km153分)は、2時間33分だ。仮に、金沢-大阪間を北陸新幹線の延伸で、267.6kmすべてを新幹線の速度で走れば、91分となる。つまり、北陸新幹線を大阪(または米原:滋賀)まで延伸すれば、4時間5分程度で着く。東海道新幹線のぞみ号より、1時間半程度、乗車時間は長くなるが、東京-大阪間の代替ルートとして十分活用できる。北陸新幹線を早期に着工しなかったことが、東海道新幹線の全線不通で混乱を大きくした。それでは、何を間違ったのだろうか?それは、利権政治家の利益地元誘導だ。北陸新幹線が開通後、上越新幹線は人口の減少が著しい新潟県の中越(田中角栄の地元)・下越地方の住人しか使用しない。新潟市付近から東京に出るには、高速深夜バスも多数あり、割高な新幹線を使用しない人も多い。こうゆう状況なら、北陸新幹線を優先して建設し、新潟県へは高崎からミニ規格の新幹線を建設すればよかった。今回のような事故が多発すれば、東海道新幹線の補完ルートの確立は急務だ。金沢-大阪間建設の投資効果が見合わなければ、北陸新幹線の延伸として金沢-福井-米原間を早期に着工すべきだ。

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