ユーロからギリシャの離脱を心配している間に
東京株式市場は、上海市場の動向とギリシャ支援問題で振り回されている。つい先ごろまで、日本のファンダメンタルは盤石のため日本の株価に影響はないと解説していたアナリストは多かった。今回の上海市場の下げで、市場から3兆2000億ドルが吹き飛んだ。その規模は、フランスとスペインの株式市場を合計した時価総額を上回る金額だという。ユーロからギリシャ離脱を心配している間に、中国株式は大暴落した。乱高下する上海株相場に引きずられ日本株の動きは中国リスクをはらむことが解った。関係がないと思われた東京市場も、上海市場を横目で見なければ、当日のトレンドが判らない。売買の主体が、欧米ファンドのため彼らが売れば下がり、買えば上がる。欧米ファンドにとって、中国も日本もFar Eastとして、同じに見られるのだろうか?彼らは、とりあえず売って資金を回収しているようだ。当然、その結果、円の為替ヘッジの解消になるため円高になる。ところで、ギリシャでは6月下旬に始まった預金の引き出し制限が今も続いており、観光業にも、マイナス要因になりそうだ。週明けは、EU首脳会談の結果と中国の上海市場の新たな規制・解放で、東京株式市場は川の流れに身を任せという状態だろう。
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