親亀コケたら皆コケタ。
ギリシャ問題で、欧州が揉めている間に、中国株が大暴落した。上海市場の総合指数は7月3日午前も一時7%を超す暴落で、高値から約3割下落した。上海市場は、個人売買が主で、借金して株を信用取引している個人投資家が大損失を抱えた。中国証券登記結算によると、株取引を行っている中国人は急増し、6月に9000万人を突破した。この数値は、中国共産党の党員数を上回り、資本主義者が共産主義者より多いことになる。不動産市況や実体経済が不振となるなか、数少ない儲けの場となっていた株式市場に、個人投資家は消費者金融で借金してまでも投機に突っ込んできた。これだけ暴落すると、インターネット上で「愚かな政府」「株式市場とともに共産党も崩れるのではないか」と習政権を批判する書き込みも増えてくる。愚生にいわせれば、上海総合指数は、2014年11月から上昇して、2015年6月初頭にピークを迎え、株価指数は約2倍になった。今回指数が、3689と言っても2014年11月と比べれば47%も上昇している。暴落の背景にあるのが外資系金融機関の弱気予測だ。米モルガン・スタンレーは新規株式公開の急増や株価の評価が高過ぎる点などを警告し、上海総合指数は向こう1年間に20~30%下落すると予測しているから深刻だ。同様の分析はバンク・オブ・アメリカや米運用会社ブラックロック、欧州系のクレディスイスからも出た。当面、欧米勢の資金は市場から逃げ始めているため、上海株の下落は更に続き、中国の景気減速は顕著になるだろう。「親亀コケたら皆コケタ。」という歌もあるが、中国の背中に乗る韓国と言う子亀も一緒にコケそうだ。ところで、明日はギリシャの国民投票だ。金を貸したEUが悪いとチプラス首相は言うが、そういう感謝の念がない国には、金輪際金を貸さないことだ。彼らの非常識な振る舞いは、支那や半島国家とつくづく似ていると実感する。
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