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2015年7月27日 (月)

仕事を美学でやることは容易でない

Fd0609b00005 今朝の日経新聞に「私、辞めました。早期退職者3人のそろばん勘定」という記事があった。愚生も早期退職を選択して、会社を辞めたため、他人ごとといえ多少の興味はある。記事の中で、誰しも早期退職には興味はあるが、辞めた後の収入は維持できるのか、ローンは払えるのか、生活はどう変わるのかということが、中心的な問題のようだ。記事の中にあったMさんは退職時53歳で、専業主婦の妻と当時4歳の子供の3人家族というから、いったい何歳で結婚されたのだろうかと感心した。奥さんが30代で出産と仮定すれば、結婚時は御主人が40代後半で奥さんが30代半ばくらいだろう。子供を大学院まで出そうとすれば、約20年働くことになるため、73歳になる。次の勤務先の財団法人に転職すれば、「収入が4割減でも、65歳まで働くと、生涯賃金は会社に残るより増える」ことも分かったというから、特許庁の外郭団体のような財団法人なのだろう。現在の年収が、1000万円程度とすれば、転職先が600万円くらいだ。愚生の多くの友人も、晩年の役職定年後に、専門性を生かしてこの道を選択した人は多い。記事には、割増退職金を含む現預金約4000万円が新生活の総資産だという。政府が、将来の債務をインフレ政策で切り抜けようとしている時勢では、受給厚生年金では楽な生活はできない。将来の子供の教育費を考えれば、埼玉県の自宅から通学できる国立大工学部なら6年で500万円程度だろうが、私立大学となれば1200万円程度必要だ。それを、退職後の65歳以上の年金生活から拠出することは、容易なことではない。こう考えると、50歳前後の結婚で、子つくりをすることは、大きなリスクを伴う。愚生が勤め人をしていた頃も、早期に辞めたら損だとか得だとかと言った、矮小な意見ばかりが耳に入った。自分の仕事を美学でやることは、勤め人には容易でないとつくづく悟った。

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