現物株の中長期投資でインカムゲイン狙い
上海総合指数は年初から60%という急上昇をみせてきた。その間、中国経済は減速感を強め、今年の成長率目標は7.0%と低水準だった。景気が悪くなるのに、株価だけが上昇してきたので、株価下落自体は当たり前だ。御かげで、東京株式市場の日経平均は大幅反落して、終値は2万円を割り込み安値水準で引けた。中国市場は日本や先進国と異なり、自由に出入りできる市場ではない。中国株の急落に関しては、中国当局による株価てこ入れ策が効かず、中国経済が下振れするとの警戒感が強まっている。仮に中国株安が個人消費の低下などを通じて中国経済に波及すれば、世界経済に影響し日本経済に無縁とは言い切れない。ただ、株のさらなる下落は、習近平政権批判につながるため、中国当局が最も恐れている。数週間混乱するだろうが、いずれ落ち着くことを期待したい。これだけ下がると、株を買いたくなるが十分含み損を持つと、その気にはなれない。こういう時は、安定な配当銘柄を持つに限るとつくづく思う。今回の下げは、受給の関係だろうから、いずれ回復すると考える。二束三文になった株を、買いたくてしょうがないが、明日はSQとくれば静観するしかない。為替もドル・円が、120円後半となっている。円安の流れも、実効為替レートに従えば、反転するかもしれない。現物株の中長期投資で、インカムゲインを狙う愚生には、短期の上げ下げは関係はないと言い聞かせ、不安を拭い去るしかない。
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