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2015年7月13日 (月)

都会暮らしは住宅ローンとの戦い

1280pxmap_of_wards_of_kawasaki_city ギリシャ問題でもめる中、ふと人生のスタート地点を思い出した。今から、35年くらい前になるだろう。東京近郊のF社に就職したため、とりあえず通勤が可能な団地を購入しようと思った。オイルショック後だったため、ウサギ小屋のような物件でも高騰していた。当時、年収数百万だったので、精一杯頑張っても1200万円の中古物件を購入するのがやっとだった。田舎者だったため、土地勘も相場観もなく、F社関連の不動産会社担当者の意見に従った。その物件は、環境は悪くはなかったがバス便だった。そのため、激務が続くF社では夜遅く帰宅することが多く、終バスの不自由さを思い知らされた。3年も住まないで、駅から徒歩圏の物件に移った。懐かしさも手伝って、最初に住んだ団地を調べてみると、「550万円、1971年10月築、管理費5,000円/月、修繕積立金12,000円/月」とあった。築44年と言えば、最新の耐震対策もなされていない物件のため、自宅目的の購入者などいない。賃貸としても、安くしか貸せないため価値は著しく毀損し、売却そのものが無理だろう。次に住んだ駅近物件は、「2500万、1971年3月築、管理費10,100円/月、修繕積立金18,100円/月」とあった。この物件は、田園都市線の最寄り駅から徒歩3分のため、賃貸として借りる人はいるが、古過ぎるので自宅目的での購入者はいないだろう。この価格が適正かどうかは知らないが、愚生が購入した時の価格より高いので驚く。2物件とも何年か住んでお世話になったため、改めて見ると当時を思い出して懐かしい。田舎者の愚生には、都会暮らしは住宅ローンとの戦いと言っても過言でなかった。住宅ローンを支払うために働いているのではと思うことも多かった。そのせいで、自然と質素倹約が身についたのはありがたい。こういう人生を送ってきた愚生は、自宅は資産でないとつくづく思う。何故なら、売却すれば住む場所がないからだ。ところで、ギリシャ支援問題を協議しているEUのユーロ圏首脳会議は、15日までにギリシャ議会が年金や増税などの改革法案を可決することを支援再開の条件として要求しているという。EU首脳陣は、チプラス政権が本当に改革を実行するかについて根強い不信感を持つのは当然だ。ギリシャのように、貸し手の金を踏み倒すことを何とも思わない信頼の置けない連中には、厳しく当たるしかない。今回のEUが示した改革案は、前回より更に厳しい緊縮を求める内容だ。チプラスは、誰も彼の言葉に耳を傾けないことを早く悟るべきだ。

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