戦争反対は、抑止力を持って初めて実現可能
新聞に、「安倍さん、本当の戦争をご存知ありませんね」という87歳の日本人女性が安倍首相に手紙を送った話が紹介されていた。彼女は、新聞のインタビューで「戦争で犠牲になった市民の悲しみを、偉い方はお分かりにならないのか」として悔しさをにじませ、「再び戦争が起きて子供が傷つくのは望まない」と話したという。彼女の戦争体験とは、神戸大空襲のことらしい。87歳といえば、愚生のお袋より2歳若い。彼女の戦争体験とは、内地にいて焼夷弾で空襲を受けたことを言っているのだろう。果たして、これが本当の戦争体験だろうか?彼女は、兵隊や看護婦のように従軍したわけでもないし、ましてや外地に輸送船で出かけたわけでもない。内地にいて、米軍の無差別攻撃で逃げ回っていただけだ。戦争で負けると悲惨だったことはわかるが、彼女が敵と戦ったわけでもなければ、日本国のために何かしたわけでもない。ただ、逃げまわっていただけの当時の少女が、偉そうに戦争体験などと言えるのだろうか?昨日、筑波海軍航空隊記念館に行ってきた。神風特攻隊隊員として出撃した当時の隊員たち、一人一人の生き様やエピソードに触れる展示物が多数あった。彼らの国を思う気持ちや自らの命を捨て、敵艦に突撃した運命には感銘した。ところで、愚生の親父は、職業軍人ではなかったが北支から転戦して、最後は台湾で終戦を迎えた。腹部には負傷した傷などあったが、戦争のことなど一言も語らなかった。母に至っては、戦争反対は結構だが、自ら戦わなければ誰も助けてはくれない。戦争反対を唱えても戦争回避にはならないという。当時、富山市街への空襲も、爆撃予告のビラが撒かれていたため、事前に疎開したという。そして、戦争の悲惨さなどそれほど語らなかったが、知り合いで満州から引き揚げてきた人たちは、ほんとうに悲惨だったと言っていた。日本の軍隊が崩壊した地域は、匪賊や馬賊などの被害が多く命からがら逃げてきたという。日本の内地は、占領はされたが、侵略、抑圧、弾圧などの苦しみは味わっていない。歴史を振り返れば、文禄・慶長の役、日清、日露戦争にしても、常に一番弱い朝鮮が大国の間で被害を受けている。戦争反対を唱えることには、愚生も賛成だ。しかし、十分な戦争抑止力を持って初めて実現できることだ。内地で逃げ回っていたことを、戦争体験などと勘違いした甘ったれ老人は、日本を貶めるための外国の手先かと思ってしまう。
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