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2015年7月 2日 (木)

英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

Photo 数日前から、H・S・ストークス「英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄」を読み始めた。詳細は覚えていないが、以前読んだ記憶のある本だ。朝鮮半島の大統領は、正しい歴史認識というが、切り口を変えると見方も変わる。ストークス氏というイギリス人の目からは、大東亜戦争は日本の自衛のための戦争だった。そして、アジアの植民地を解放し、現在の人種平等の世界をもたらした。一方、アジアを植民地支配していた西欧白人諸国からは、日本は彼らの植民地への侵略とみなされる。白人優位主義からは、アジアの植民地化は蛮族の文明開化として位置づけられ、決して侵略ではない。アジア諸国(支那・朝鮮を除く)からは、植民地支配の占領軍を蹴散らした日本帝国軍は、アジアの希望だった。大東亜戦争で、インドやマレーシア、ベトナム、カンボジア、ラオス、インドネシア、フィリピン、パキスタンなど多くの植民地が独立した。戦後、イギリスやオランダ、フランスは、再度アジアの植民地化を試みたが、独立で自信を持った現地人との戦いで敗れすべての植民地を失った。ところで、原爆投下を命じたトルーマン大統領は、原爆投下の直後に、"When you have to deal with a beast, you have to treat him as a beast."と語ったことは有名だ。当時、彼らの頭には、有色人種は野獣であり人とみなされていなかったようだ。広島・長崎へ投下された原爆は、種類が違う。つまり、原爆投下は人体実験だった。残された文献からも、イギリスのチャーチルや米国のFDルーズベルトは、日本人への人種的偏見は激しかったという。歴史に名を残した彼らも、日本人から見れば、人道に対する罪で立派な戦争犯罪者だ。ヒットラーと寸分も違わない。

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