中国共産党の賞味期限が切れだした
中国人民元は、3日連続で切り下げられた。切り下げの理由は、中国の貿易輸出入額がともに減り、中国経済の減速が明確になってきたことだ。平成24年には1元=12円程度だった為替レートは、期近では1元=20円台に達している。3日連続して、切り下げる異例の対応は、習近平政権が、中国の抱える実体経済の悪化を気にしている証拠だ。中国の自動車市場でも、4月から全体の需要が変調し、景気の先行指標とされる建機や工作機械の需要が急減している。愚生が思うに、習近平政権もやっと経済の仕組みが解ってきたようだ。そもそも、中国国内にある工場といっても、中国資本ではなく外資によって建設されたものだ。中国にあるが、自分の持ち物ではない。生産性の悪化やカントリーリスクを感じれば、渡り鳥のように去って行く。近年の経済成長で、賃金の値上げ、軍事費の大幅増額、南シナ海の埋めたてと、傍若無人に振舞っている。ならずもの国家の横暴に、近隣諸国は辟易している。訪日中国人の「爆買い」は、日本にとっては大歓迎だが、景気停滞で長期的には中国人観光客が減少するだろう。日本企業のパッシングチャイナにより、日本からの輸出や日系企業の収益は悪化するだろうが、東南アジア地域が補ってくれるだろう。ただ、人民元の切り下げで、多少円高に振れても、日本製品の信頼性が大きく揺らぐとも思えない。それより、上海株下落も含め、中国経済の不安定さのほうが心配になる。働きもしない共産党という搾取集団が存在するのが、現実の中国経済だ。こんな非効率な国家が、いつまで続くとは思えない。そろそろ、中国共産党の賞味期限も切れだしたようだ。
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