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2015年9月 1日 (火)

このブログ記事でも流言飛語

0c6cb561 中国株式市場関係者は、誤った報道をし、混乱をもたらしたかどで処罰を受けた。今後、中国当局は株式市場の安定化に向け、政府が株式購入を指示するとともに、市場操作疑惑に対する取り締まりを強化すると新華社通信が報じた。愚生は、こういう記事を見ると、改めて中国に投資する気になれない。中国株式が下落した理由は、ほんとうに流言飛語からだろうか?上海株式市場が不安定感を増すのは、中華帝国という独裁国家の真実が外から見通せないことだ。中国は、共産主義という独裁政権を堅持したまま、似非資本主義経済で、海外資本を呼び込んだ。それが、ここにきて破綻の様相を呈し始めた。そもそも、中国の実体経済が減速しているにもかかわらず、上海株式市場は急騰した。常識的に見れば、異常な動きだ。シャドーバンキング問題、地方政庁や国有企業の資金繰りなどは、内外に公表される経済数値から、まったく読み取れない。その状況下で、中国通貨「元」の強制切り下げといった異常政策を行ったため、上海市場の株価は大暴落を起こした。そして、対処するための介入も、自由主義国家ではありえないような、恣意的な市場操作だ。経済力や軍事力にものを言わせた、中華帝国の南支那海や東支那海への膨張政策、反腐敗に名を借りた汚職追放、これらはすべて権力闘争に起因する。中国経済の実態は、不法な会計処理で集められた資金が、投機ブームを呼び、これに国有企業や地方政府の資金、汚職官僚の賄賂隠しなどが加わった。その結果、その金が不動産や株式市場へ流れ込みバブルを生んだ。そして、このバブルが弾けるときには、さらなる株や不動産の大暴落を起こす。こう考えれば、既に相当量資金が海外に流失していることが納得できる。中国では、このブログ記事でも流言飛語のかどで処罰の対象になるという。どうりで、日本に来た多くの中国人留学生は、外人扱いされる住みにくい日本から本国に帰ろうとしない。

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