日本は素晴らしい国だ。
愚生のような勤め人を終え、日々ぶらぶらしている者にとって変化はない。シルバー連休も終わり、今日から普段の生活へ戻る。周りが忙しく働いている時に、気ままに時間を使える優越感を味わう。社会に貢献もしない愚生が、不自由なく過ごせる日本は素晴らしい国だ。世間から隠遁し、ネットの中にペンネームで無責任に主張していると、つくづく幸せを感じる。老いた母は、介護施設で過ごす虚しさを愚痴るが、贅沢と言うものだ。老いれば、利害関係が減り、自己中心的な世界は崩れてしまう。何時までも、我執な時間は続かない。人徳のある人はそうでもないだろうが、多くはいない。母も老後になって、口には出さないが「金の切れ目が縁の切れ目」という諺を痛感しているようだ。そう思うと、これまで受けた無償の愛に、僅かばかりだが援助ができることが嬉しい。爪に火を灯すように貯めた小金でも、惜しいと思わないのは年老いたせいかもしれない。一知半解の愚生が言うのは憚られるが、「孝行のしたい時分に親はなし」という諺が身に染みる。
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