年末、日経平均2万2千円と言う声
米連邦準備理事会(FRB)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、今回利上げを見送り、12月の利上げに含みを残した。その結果、米国株は大幅反発し、ダウ198ドル高と約3カ月ぶりの高値で終えた。株は、4月末売りの10月末買いが良いといわれる。ここ一年を振り返れば、的中している。毎度のことだが、今回の米国株の反発も、結果に後付けの解説だろう。金利の上げ下げではなく、決算後のヘッジファンドが、空になったポジションを埋めるために買い戻しているのではないか?日本郵政(6178)の上場日を11月4日としたのも、例年、年末は株は高いからだろう。そう考えると、株価を構成する最も重要な要因はファンダメンタルだが、市場関係者の心理は大きく作用する。よく、「店頭に客があふれたら相場の転機」と言われる。今はネット証券が主流になりつつあるので、店頭に客があふれることはない。この格言は、上昇相場が続くと、普段は株に興味を示さなかった人達も「そんなに儲かるならやってみるか」と株式市場に押しかける。要するに、相場は過熱状態で、上昇相場も終わりに近づいていることを戒めている。10月末は、本来なら買い場なのだろうが、ポジションを増やす気にもなれない。ただ、今日の日本株は、昨日以上に上がる気がする。年末、日経平均2万2千円と言う声も、また出始めるのだろうか?
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