雑巾がバケツの中を泳いでいるような会社
来年の4月から、電力小売りが全面自由化される。昨日、愚生の家にも、東京ガスから、電気を買わないかと言う案内があった。東京電力、東京ガスの両社による電力とガスのセット販売の顧客争奪戦が始まる。返信封筒に、東電より電気料金が安いなら検討すると書き送った。東電や東京ガスは、首都圏地域の独占企業だ。東日本大震災で、東電の経営実態が暴露されたが、ほとんど準公務員と言っていいほど非効率だった。この二社が、競い合ったところで、どの程度安くなるか疑問だ。東電のインターネット光回線事業も、早々と敗退してKDDIに売却した。東京ガスの広瀬社長は一年前「2020年に電力販売量300億キロワット時、首都圏電力需要の1割を目指す」と言っていたが、今回トーンダウンして「グループの営業力を結集して顧客を守り抜き、さらに電力を買ってもらえるか、正念場だ」と話す。攻めることより、攻め込まれるほうを心配しているようだ。確かに、原発事故でリストラが進んだ東電に、東京ガスがガス顧客を奪われる可能性のほうが高いかもしれない。東京ガスの経営実態はよく知らないが、FC東京というJ1サッカーチームに35億円もの営業費用をつぎ込んでいる。このような投資が、顧客獲得にはつながるとは思えない。放漫経営の東京ガスに、成長戦略が描けるとは思えない。まだまだ、雑巾がバケツの中を泳いでいるような会社だ。東京には、町田ゼルビアや東京ベルディという地域密着型のサッカーチームがある。早々に、無駄や非効率を正す構造改革を実施しなければ、東電に飲み込まれてしまう。
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