株式相場の底値は、未だ見えない
今朝、ユニクロ(ファーストリテイリング)の株が9%も下げている。ユニクロの16年8月期の連結売上高見通しは1兆9000億円というから、柳井社長が掲げる2020年の連結売上高5兆円達成は容易でない。ユニクロの純利益は、前期比48%増の1100億円と最高益を更新したが、国内事業の伸びは鈍り、アナリスト予想を大きく下回った。16年8月期の純利益は前期比5%増の1150億円を見込みというから、市場予想の平均値1412億円を大きく下回る。市場アナリストは、ユニクロは9月の月次売上高も勢いを欠き、急成長は望めないと予測する。国内事業では売上の下ブレ想定もあり、米国は赤字事業になっており、アジアの海外事業で大幅な増収増益がない限り株価が割高なのだろう。株式評論家は、ユニクロや7&iの業績が冴えないことで、一転押し目買いはするな。株式相場の底値は、未だ見えないという。愚生は、「風が吹けば桶屋が儲かる」論調は信じない。今は、中国経済の減速感は不透明性を極める。やはり株式投資は、資産として持つ物だから、多少株価が割高でも、無借金経営、営業キャッシュフローが潤沢、経営者の株価対策、そして将来が期待できる企業株を持ちたい。そう思い、1月くらいの間で、某社に安値で買い増し注文を入れた。愚生が買おうとすると、株価が上がる傾向がある。買えなくても、株価が上がれば、それも良いだろう。
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