比較するのも失礼だが、
ノーベル医学生理学賞に、北里大特別栄誉教授の大村智氏の受賞が決まった。北里大学は、愚生の家から車で近い。かみさんの病気で、何度か通ったこともある。この先生の経歴は、過去の受賞者と違い異例だ。山梨県の農家に生まれ、「一番嫌なことからやりなさい」と言われて育ったという。大村氏は、山梨大学芸(教育)学部を卒業後、高校の理科と体育の教師をしていた。その夜間高校に通う生徒たちを見て、自分ももっと勉強しなければと研究者としての道を歩んだ。大村氏の行動規範は、「世の中に役に立つことをする。」そして、「広くものを見ながら、自分が何をできるか絶えず考えていた」という。愚生には、縁がない考えのため想像することさえできない。ただ、青色LEDで受賞した中村修二氏も含め、かなり意志が強く個性的な人が多いようだ。大村氏の業績は、アフリカなどで三億人以上の人々を、失明の危険性のある病気から救ったという。これは、間違いなく世の中に役に立った。比較するのも失礼だが、非生産的なことに時間を使っている愚生とずいぶん違う。そう思いながら時計を見れば、かみさんを歯医者に送っていく時間だ。
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