旭化成不動産販売のマンションも怪しい?
一昨日、横浜市の大型マンションが傾いている問題で、三井住友建設の株価が30%以上暴落した。昨日は、旭化成の株価も急落した。マンションは三井住友建設が施工し、杭を地盤に固定する工事を旭化成建材が請け負い、三井不動産レジデンシャルが販売した。三井、住友、旭化成といった大企業の名前を冠していても、このような問題が起きたことに呆れてしまう。東洋ゴム工業の耐震、対価、防振の不正が次々と出て来きたことを考えれば、氷山の一角のような気がする。旭化成建材の不正が、この件だけに留まるとは思えない。旭化成は過去10年間で実施した約3000件の工事についても調査することは当然だ。建材事業の営業利益は41億円と連結営業利益の3%というが、4棟の立て直し費用、住民への補償金(仮住まい費用、買い取り希望者の諸経費、ローン金利、慰謝料)、これに、三井不動産レジデンシャル、三井住友建設の人件費も加えれば、数百億円相当の減益要因だといわれる。減損処理は2015年度単年で終わるだろうが、今期の業績修正は大きく下振れすると予想される。今朝の新聞に、M市立図書館に隣接するマンション広告のチラシが入っていた。それには、一戸建住宅「ヘーベルハウス」で育まれた都市型マンションとある。販売は、旭化成不動産レジデンスというから、旭化成の子会社だ。基礎調査を旭化成建材が請け負っていれば、このマンションも怪しい。猜疑心の強い愚生は、キャンセルが大量に出て、慌てて広告を出したのかと疑ってしまう。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 恥だから富山県出身を名乗るな(2021.06.12)
- 政府の意図から透けて見える(2021.01.11)
- NHKの出来上ったシナリオ(2020.12.30)
- 安倍晋三という人物は全く信用に値しない(2020.07.16)
- 富士通のテレワーク、真の狙い(2020.07.04)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ブログを再開しました。(2023.11.18)
- 浄粒善行はtwitterに移行しました。@jyohryu(2023.04.27)
- 今日でブログを終了します。(2023.04.14)
- N党の混乱に思う(2023.04.13)
- 不倫の無能男な現職知事(2023.04.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント