真中満監督は、称賛に値する
昨日、ヤクルトが巨人を3-2で下し、14年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。これで、日本シリーズは、ソフトバンクvsヤクルトとなった。個人的には、ソフトバンクvs巨人の方が興味があり、興行としても収益は多いだろう。ヤクルトの前身は、国鉄スワローズだ。愚生の小さい頃、国鉄と言えば400勝投手の金田正一を思い出す。調子が悪く、負けそうになると、早々とベンチに引っ込んでしまう我儘な投手だった。その頃の国鉄は、弱小球団で、野村克也(旧南海)監督を迎える1990年後半まで、優勝はなかったと記憶する。球団の遍歴は、国鉄スワローズ、サンケイスワローズ、サンケイアトムズ、ヤクルトアトムズ、ヤクルトスワローズ、東京ヤクルトスワローズと変わった。鉄腕アトムの著作権問題で、スワローズ⇒アトムズ⇒スワローズと変わったことを除けば、国鉄⇒産経⇒ヤクルトだ。斜陽産業の鉄道、映画会社などから、広告塔として価値を見出す企業に買収された。中でも人気のないパ・リーグ球団は顕著だった。昭和40年から続いて存続した球団はない。一方、セ・リーグは巨人・阪神の人気で、球場が埋まるためヤクルト(前身国鉄)、Dena(前身大洋魚業)以外は存続している。さすがに、赤字路線を持つ国鉄や斜陽産業の漁業では、球団を持つ意義がなかったのだろう。真中満監督は、就任1年目で2年連続最下位球団をリーグ優勝に導き、CSも勝ち抜いたことは称賛される。前年度の日本シリーズ勝者のソフトバンクに対して、「うちの今の状態でどこまで通用するのか。胸を借りるつもりで戦います」といたって謙虚だ。その真中監督は、栃木県出身で宇都宮学園時代(現、文星芸術大附属)の1988年には、甲子園に春夏連続出場している。現役時代は、勝負強いバッティングで、2007年には日本記録となる代打のみで31安打(3割1分6厘)を記録した。ところで、栃木県と言えば、観光名所で有名だが、玉川良一、東京ぼん太、ガッツ石松、森昌子、U字工事とユニークな人材も多く輩出している。そして、悪名高き元F社社長の秋草直之も栃木県だ。
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