ラジオが担う役割は、今後も大きい
視聴率を調査するビデオリサーチという会社がある。株主は、多くのテレビ会社や電通・博報堂などの広告会社が主体だ。視聴率調査だけではなく、人々の生活スタイルや嗜好、購買行動などに関しても調査をする。昨年、愚生にも依頼があってラジオの調査をすることになった。軽い気持ちで引き受けたが、1年間(隔月)の長期に亘るため、僅かな謝礼では合わないと後悔した。その長い調査期間も終わり、調査局事務局からお礼の手紙が来た。そして、調査した内容のサマリーも付いてきた。調査員は、3000人規模で、調査範囲は東京駅から35キロ以内の地域が対象だった。調査結果では、その地域の62%(1184万人)の人が、週に1度ラジオを聞いている。聞いている場所の半分は自宅内だという。愚生が聞くのは日経ラジオの株式番組だけだが、思ったよりラジオを聞いている人が多いようだ。インターネットの発達で、スマホやPC経由で聞けば、短波放送と違い非常に良い音質で聞ける。ラジオにとって、インターネットは伝送経路の拡充であり、決して対立することはないようだ。他方、テレビにとっては競合することが多く、圧倒的にPC前の画面を眺めることが多い。ラジオが一日のなかで、最も聞かれている時間帯は、午前6時~午後6時だ。テレビのゴールデンタイム午後7時~午後10時とずれている。やはり、ラジオは何か別のことをしながら聞いている人が多いようだ。そう思うと、ラジオが担う役割は、今後も大きいように思える。一年間の調査が終わった時、煩わしかったため金輪際やらないと決めたが、すぐに気が変わって調査員に登録してしまった。そういえば、朝令暮改は勤め人時代からの愚生の癖だった。
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