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2015年10月 5日 (月)

安倍政権に、「おんぶに抱っこに肩車」

Tpp_fig1 環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉が大筋合意に達する見通しとなった。参加12カ国の関税が撤廃し、投資ルールを統一したことで、域内市場でのブロック経済が実現する。米国への自動車部品の輸出額は年2兆円規模というから、2.5%の関税が撤廃されれば企業負担は500億円軽くなる。完成車でも、ベトナムは70%、カナダも6%の関税をなくす。その他、企業がTPP域内で活動するときの障害がなくなる。外資のコンビニエンスストアへの出資の解禁、外国銀行の店舗外のATM設置、スーパーの出店など多岐にわたる。愚生に関しては、ワインの関税がゼロになるため、チリ産ワインなど更に安く買えそうだ。今回の交渉過程をみれば、甘利TPP相の尽力が大きい。米通商代表部のフロマンはゲーム感覚で、交渉を弄んだ結果、合意が遅れに遅れた。甘利氏は、再延長に対しても、交渉を必ず決着させることと再々延長を絶対にしないことを条件に応諾した。これが、米フロマンに危機感を持たせたのだろう。米議会対策についても、オバマ大統領の指導力不足から、TPP推進に反対派議員も多かった。安倍首相は、これを補完するため先の訪米時に、米国議会演説でTPPの戦略的価値を強調した。これがなければ、TPP交渉権限をオバマ政権に一任する大統領貿易促進権限法案など可決できなかっただろう。そう考えると、オバマ政権は安倍政権に、「おんぶに抱っこに肩車」だ。オバマ政権の執務能力の欠如には辟易する。ところで、ブロック経済に、蝙蝠外交の韓国が入っていないことは域内の国々にとって幸いだ。今頃、韓国では蜂の巣を突いた様なありさまだろう。

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