好きな職業に時間を費やした人が幸せ
今年も、あと一月で終わろうとしている。愚生のように、年金生活に片足を突っ込んだ者にとって、一年間の締めくくりといっても何も出てこない。春先に、何十年も待ちわびた北陸新幹線が開通した。しかし、半年も経たないうちに、愚母が佐久市の介護施設に引っ越したため、待ちわびた新幹線を使用することもなくなった。知人に目を転ずれば、還暦を過ぎてからも、再雇用で働く人は多い。働く理由は、それぞれ違うのだろうが、いったい何時まで生きるつもりなのだろう。自由業ならまだしも、勤め人となれば制約の多い毎日だ。家でブラブラするのも退屈だと言う人もいるが、労働力として自分の時間を切り売りすることが楽しいはずはない。そう考えると、自分の好きな職業に就いて時間を費やした人が、一番の幸せ者だと気が付く。愚生のように志の低い者は、自分でやりたいことが見つからず、親の希望や洗脳で思春期まで過ごしてきた。そして、親の希望もあって、安全志向で大企業に就職した。民間企業は、入社してからもマラソンと同様に延々と続く競争社会だ。愚生が勤務した会社は、大企業とはいえ「泣く子も黙るF社」というタコ部屋労働環境の企業だった。ただ、権謀術数や謀略、誹謗中傷を意に介さない愚生には、格好の自己実現の場所だった気もする。そして、退職後も手厚い企業年金で、高望みさえしなければお金の心配はない。感謝しなければならないのだろうか?
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