北の湖は、絶対に八百長をしないお相撲さん
北の湖理事長が、昨日死去した。現役時代の北の湖は、ほんとうに強かった。北の湖は、絶対に八百長をしないお相撲さんで有名だった。当時の相撲は、興行的色彩が強く、星の貸し借りが当たり前の時代だった。大関でカド番の時など、8勝7敗で救われた力士は多い。千秋楽で、7勝7敗の力士は、すべて勝ったものだ。有名なのは、琴桜vs大麒麟戦などだ。カド番を切り抜けた琴桜は、急に強くなって横綱になったが、その後すぐに引退した。三代目若乃花(お兄ちゃん)など八百長がなければ、横綱になれるはずはなかった。実力が伴わないで、横綱になった力士の引退は早い。北の湖は、初土俵が13歳だという。当時は新弟子検査が通れば、中学1年から相撲がとれ、中学3年を卒業する時は、もう幕下に上がっていた。そして、21歳2カ月で横綱に昇進した。上京して、F社勤務のころ、墓の近くにある元住吉の安アパートに住んでいた。北の湖の奥さんは、元住吉の大きな料亭のきれいな娘さんだった。そのせいか、その料亭の前で北の湖をよく見かけた。愚生と同じ年代なのに、ずいぶん世間体に差があると思った。先々代の三保ケ関親方の相撲部屋は、北の湖が24回も優勝してくれたことで潤った。そして、そのおかげで息子の増位山も大関になった。北の湖は、昭和28年生まれだ。花の28といえば、北の湖、二代目若乃花、隆の里と横綱になった力士が多い。いずれも、北の湖より早く亡くなっているため、お相撲さんの寿命は短い。死因は、直腸がんだというから、ずいぶん前から危なかったのだろう。享年62歳とは、あまりにも若すぎる。そういえば、千代の富士もガンの手術をしたあと、元気がないのが心配だ。
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