オリックスが大阪に拠点を移す
プロ野球オリックスが、神戸市内の二軍の拠点を大阪へ移転する計画が発表された。オリックスといえば、イチローや仰木監督の顔が浮かぶ。阪神大震災で被災した年、「ガンバロー神戸」を合言葉に、1995年にリーグ初優勝をした。古い話をすれば、オリックスは1988年に阪急から球団を買収した。そして、愛称も「ブレーブス」から「ブルーウェーブ」に変更となった。その後、2004年のシーズン後に近鉄と統合して、オリックス「バファローズ」とチーム名が変わり、一軍は大阪市へ移った。愚生の小さい頃は、阪急や近鉄は弱小球団だった。「4位になったらハワイへ行こう」が合言葉だった。その阪急をパリーグ最強球団に育てたのは、大映永田オーナーに大毎(現、ロッテ)を首にされた西本監督だ。ただ、西本監督は短期決戦に弱く、日本シリーズでは一度も日本一になったことはない。後を受け継いだ、上田監督になって初めて、日本シリーズを制した。愚生の記憶は、阪神(後楽園)も阪急もいずれも兵庫県に電車の路線を持つため、文字通りに大阪というより神戸の球団の印象だった。大阪と言えば、南海・近鉄のフランチャイズだ。阪神地区に南海・阪急・近鉄、東京に大毎・東映と偏った編成のパリーグは、不人気球団のたたき売りだった。熱烈な南海ファンだった愚生は、パリーグをセリーグの二軍扱いするマスメディアに悔しい気持ちでいっぱいだった。今となって、オリックスが大阪に拠点を移したからといって不人気は変わらないだろう。
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