売りの迷いは即刻売り
昨日の日経平均は大きく売られた。年末アノマリーを信じて買い向かった個人は、外国のヘッジファンドの売り株をはめ込まれたのだろうか?愚生もマイナスになる前に、「売りの迷いは即刻売り」と格言に従い、昨日の場中に持ち株の全てを処分した。当面、様子見を決め込こう。つくづく、外人投資ファンド相手に、利益を出すのは容易でない。今週はSQ前だ。外国人アナリストは、2016年の日本株は有望だと囃し立てるが、ほんとうなのだろうか?それより、リーマンショック後の2009年の安値まで、叩き売られているWTI原油の長期投資のほうが見込みがありそうだ?そう思い、一昨日からWTI原油のETFを拾い始めているが、大きな利益を出すには、かなりの長期投資になり、根気と忍耐が必要だ。WTI原油は、短期的に下がっても、いずれ将来的には必ず上昇する局面があるだろう。永久に下がり続ければ、産油国の資金繰りが逼迫して、株や貴金属を投げて換金するため相場は大混乱になる。昨日の日経ラジオでは、崔真淑氏が米国の政策金利の利上げで、シェールオイルなどのジャンク債から資金が流出する。そして、2016年は米国企業の倒産が過去最高になると話す。このように2016年の米国株は、見通しは暗いという予測もある。今回、日本株価が下落に反転した途端に、多くの株式評論家から、弱気なコメントが増えてきた。そういえば、現役ディラーの西山孝四郎氏の10末仕込んだ株をFOMC前に半分は処分すべきだとの助言が現実味を帯びる。現役ディラーの「いぶし銀のような感性」には敬服する。愚生など、まだまだ「ケツが青い」と痛感させられた。
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