株屋は、囃さなければ参加者が増えない。
今日は、SQ日だ。メジャーSQでもないから、大した影響はないだろう。ただ、昨日のニューヨーク株式市場は大きく下げた。この下げは、上海市場の混乱が直接の原因だろう。アナリストなど信用していないが、両極端な見解を述べている。証券系は、下げ止まりだと強気の予想だ。一方、ファンド運用者側の実務者は、かなり悲観的な予想で、日経平均、1万5,000円程度まで下がる可能性を示唆する。この違いは、真剣度の差だろう。株屋(証券会社)は、手数料で稼ぐため、上がると囃さなければ参加者は増えない。一方、運用者側は実弾(顧客から集めたお金)を使用しているから、リスク回避が最も重要だ。どうしても、デフェンシブな見方をする。そう思いながら、三菱UFJの株価を見れば、確かに下がってはいるが、一株利益がさほど変わらない2013年度の頃より割高だ。買う気にはなれない。ファナック株にしても中国経済の鈍化やアップルのスマホ3割減産というから、よい目はなさそうだ。昨年の年初来安値でも、まだ割高な気がする。そう考え、ファナックの指し値を取り消した。結局、上海市場のサーキットブレーカを今日から撤廃するというから、日本時間の10時半までは動きようがない。寄り天で下げるか、または切り返して高値引けだろうか?愚生の予想は、週末三連休前の金曜日に株を買う馬鹿はいないだろうから、寄り天かどうかは知れないが、上げることはないだろう。そう思って、愚生の買い注文もトヨタの年初来安値の指値以外は取り消した。昨日、引けでトヨタ株を打診買いしたのは、失敗だったようだ。「売りは迅速、買いは悠然」の格言を破った報いだ.。本日、さっそく買値をこえたところで売り払って、ポジションをゼロにした。
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