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2016年2月19日 (金)

F社の株、買えば下がり売れば踏み上げ

Rakuten ここのところ、楽天の株価がさえない。日経ラジオで、株価診断ソフト「卑弥呼のお告げ」(コンピュータ診断)で、楽天株の買いを推奨していた。この手の株は嫌いで、過去に買ったことはなかったが、面白いと思い打診買いした。ただ、PER・PBR・配当と、どの切り口でも割高に感じたので、昨日含み損が発生しないうちに売却した。いくら楽天が未来を導くといっても、最近はネット通販も手垢がついてきた事業だ。楽天は、12日に発表した2015年12月期の連結決算で、過去に買収した企業の「のれん代」の減損処理をした。その結果、純利益が4期ぶりの減少となった。積極的な買収で生じた「のれん代」の残高は、まだ約3700億円もあるという。時間をかけて、減損処理をするしかない。これだけ負債があれば、いくら夢を語っても株式市場は聞いてくれない。株価は、15日の千円割れから、多少戻したが大きく反発していない。こう考えると、チャート依存の株価診断ソフトの効能も怪しい気がする。楽天のバランスシートと乖離する約3700億円は、自己資本のおよそ半分だ。減損を除けば業績は好調だといっても、国内EC事業の営業利益は横ばいと伸び悩む。買収した事業が収益に貢献しないなら、溝に金を捨てたようなものだ。アマゾンやヤフーとの競争も激しく、将来が安泰だという保証はない。バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット氏は、事業の内容が自分にとって複雑すぎる分野には手を出さないため、ハイテク分野の企業(IBMは除く)などには一切投資をしていない。そういわれれば、愚生などは情報産業しか知らない。勤務したF社の株など、買えば下がり、売れば踏み上げられ、踏んだり蹴ったりだ。事情を知らない株式市場の関係者とは、齟齬が大きいようだ。

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