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2016年2月 8日 (月)

金が集まるところに、人は順応していく

Main 中国では、春節(旧正月)の長期休暇が始まる。平生、愚生は中国のことを「ならずもの国家」として疎んじているが、訪日中国人客の爆買いだけはありがたい。春節に備えて、中国人向けに、日本の百貨店では、従業員があいさつや簡単な案内を中国語で話せるように、指導しているという。そういえば、愚生が1980年代後半に韓国に行った時でも、反日が激しいというが、店員は日本語を流暢に話していた。夜の世界になれば、もっと上手に日本語を話する人は多かった。愚生が大学時代に欧州へ行くときは、アンカレッジ経由だった。給油のため、一旦機から降り、長時間トランジェントフロアにいた。その店頭では、米国人の店員が上手な日本語で応対していた。世の中、金が集まるところに、人は順応していくものだと痛感させられる。ところで、中国のネットユーザーがこのことに面白いコメントを寄せている。
・日本は中国人旅行客を呼び込むのに一生懸命なのに、香港や台湾は中国人を追い出すのに一生懸命というのはなんという皮肉だ。
・日本人が内心どう思っていようと、香港や韓国と比べたら日本のサービス態度は100点満点だ。
・日本は科学技術が進んでいるだけではなく、サービス精神の面でも常に最高を求め続けている。
三波春夫ではないが、「お客様は神様です。」といった日本人にとっては、あたりまえなことが「おもてなし」になるようだ。民度の違いと言ってしまえば、それまでだが、米国社会のチップ制度も同様だ。そうした文化自体が、ご都合主義の米国の程度を表わしているのかもしれない。

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