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2016年2月 4日 (木)

電機業界に明るい話は少ない。

Images 東芝の2016年3月期連結決算の純損益の赤字額は6千億円超に拡大する。主力の半導体の価格が下落するなど大半の事業で収益が悪化しているためとみられる。また、富士通も2016年3月期第3四半期(4~12月期)決算は、売上収益は前年同期比1.3%増の3兆4082億円、営業利益は同97.5%減の16億円と大幅減益だった。そして、通期計画では売り上げ▲800億円減の4兆8000億円、営業利益も▲200億円減の1300億円、最終利益も▲150億円減の850億円。富士通田中社長は、下方修正の原因は「コア事業は堅調だが、限界利益率の高いネットワーク関連の不調」による減収の影響が大きいという。要するに、売れれば儲けが大きい製品が売れなかった。今後は、「成長が見込まれるクラウド、ネットワーク、IoT(インターネット・オブ・シングス。モノのインターネット)、セキュリティ、ビッグデータなどをデジタルサービス部門に集約する」という。昨年10月、前山本社長の失敗した後始末で、パソコンや携帯端末の分社化方針を発表した。今回も、前おバカ社長の残したドイツ工場閉鎖などの減損処理を前倒しで計上した。電機業界に明るい話は少ない。東芝は、半導体価格の下落が下方修正の原因だと言う。しかし、半導体など魚業と同じで、網を引きあげるまで損益などわからない。そんな不安定な事業に、軸足を置くこと自体が、経営能力を問われる。富士通に至っては、パソコンや携帯などの不採算事業を、早期に止めなかった前おバカ社長の後始末だ。これから、デジタルサービス部門への移行と言うが、富士通は元来システムサービス会社だ。目標数字を単に追いかけるのではなく、組織の体質をまず充実させることこそが重要だという。しかし、愚かな前経営者の後始末をするだけでは、有能な経営者とは言えない。「ブルータスお前もか!」。将来を熱く語る知見がなければ、評価のしようもない。今日の株価は、400円を切るような気がする。

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