« 電機業界に明るい話は少ない。 | トップページ | 今後の株高は期待できない »

2016年2月 5日 (金)

金など一円も出さずに保身に走る

Url シャープは、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業との詰めの交渉に入ったという。鴻海の郭台銘会長は、「これは我々の資金だ。覚悟が違う」と言い切ったそうだ。自らのリスクがない、お役所主導の革新機構との違いは当たり前だ。シャープの高橋社長は「社内カンパニーごとに分解されるのはマイナス」だと再編には反対で、現取締役員を首にしない鴻海案を選択したいようだ。一方、みずほフィナンシャルグループの佐藤社長は、銀行負担の少ない鴻海案支持するが、三菱東京UFの平野頭取は、「目先の支援額の大きさよりも、再生の実現可能性が重要だ。将来の事業性が最も高まるような形で案を作り上げるのがシャープと金融機関の責任だ」と語る。三者三様だ。郭台銘会長を除けば、会社のトップと言ってもすべてサラリーマンだ。自分の金など一円も出さずに、保身に走るばかりだ。愚生に言わせれば、郭台銘会長は鴻海の技術力のなさをシャープからの移入で補おうと焦っている。今後、シャープは買収され、ブランドとして残るだけになることは明々白々だ。しかし、日本からの技術移転が終われば、元シャープ社員の大量解雇は明らかだ。どう転んでも、数年違うだけで時間の問題だろう。ところで、東芝の自己資本率が2.2%というから、こちらの会社もシャープ同様に危ない。

|

« 電機業界に明るい話は少ない。 | トップページ | 今後の株高は期待できない »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2042190/63800200

この記事へのトラックバック一覧です: 金など一円も出さずに保身に走る:

« 電機業界に明るい話は少ない。 | トップページ | 今後の株高は期待できない »