アナリスト予想の的中率は50%
投資で飯を食っていると、いろいろ勉強させられることが多い。投資するからには、儲けなければならない。自分のお金を使って、博打まがいなことをするわけだ。株式評論家や経済評論家と違い、真剣そのものだ。彼らは、予想が外れても出演料で生活しているのだから、痛くもかゆくもない。本当に経済や株が彼らの言うとおりに動くのなら、評論家など辞めて、投資家になればよい。ラジオ日経に出演していたS株式評論家も、プロでも6割勝つのは容易でない。7割も勝てれば、評論家などやらないという。証券会社出身の評論家だけあって、それが現実なのだろう。評論家という人たちは、出演料や予想を吹き込んだDVDの売り上げで儲けるらしい。落語家同様に、多くの人を呼び込まなければ商売にならない。そう考えると、彼らは嘘でも将来を明るく語り、儲け話をしなければ客が付いて来ない。アナリスト予想の的中率は、50%だといわれる。要するに、鉛筆を倒して占うのと同じ確率だ。ただ、彼らの上手なところは、尤もらしい理由をつけることだ。そう思いながらも、つい聞き入っている愚生には、困ってしまう。
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