中国の資源開発はどうなっているのだろうか?
2016年3月期に大手商社5社が計上する減損損失の合計は1兆円規模を上回る見通しだ。三菱商事の今期は1500億円の連結最終赤字。三井物産も2800億円の減損損失が出るため今期は700億円の最終赤字になる。資源ビジネスは、難しいものだとつくづく考えさせられる。愚生のような者でも、金へ投資や原油ETFを購入した経験がある。ただ市場でコモディティ商品を売買するだけだが、それでも為替を含む市況の変化で右往左往した。商社となれば、資本財を投入して開発投資後、販売して収益を確保する。毎期ごとに目算が違えば、パランスシートを修正して、減損処理をするのだろう。健全な姿だ。破産前の日本航空のように、精査すれば破綻していたというケースも多い。どうも減損のもとは、三菱商事や三井物産が競うように参画したチリでの銅鉱山開発だという。投資を決めた2011年に銅価格が高値を付けた後、市況が悪化して銅が暴落したことが原因らしい。日本の優良企業は、減損処理をしても生き残れるようだから健全だ。ところで、中国や韓国が競って資源権益の確保のため投資したビジネスは、どうなっているのだろうか?透明性に欠ける両国経済指標など信用できない。いつ問題が発覚して、株の暴落が起きるか不安でたまらない。
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