約束不履行では通商外交は成立しない
米国議会が韓国に対して米韓自由貿易協定FTAの完全な履行を求めた。韓国がTPPの加入条件は、米国と結んだ既存の貿易および投資協定の遵守が先だと言う。なぜなら、米国は韓国側の約束履行に対する不信がある。具体的には、米韓FTA協議過程で米国産牛肉輸入の再開に合意しておきながら、輸入牛肉を箱ごとに全数調査するだけでは飽き足らず、小さな骨片が発見されたという理由で輸入物量の全てを返送した。このような韓国の行為は、米国の常識ではとても信用に値する近代国家と見せない。米国にすれば、約束が履行がされないなら通商外交は成り立たない。韓国は、慰安婦問題や戦後補償問題など、過去に日本と結ばれた約束や契約を何度も反故にした。最近では、昨年6月に韓国外相は世界遺産にお互い協力を約束。しかし、世界遺産委員会で自国分の遺産が認められた途端に、日本の明治産業革命遺産に異議を申し立てた。支那・朝鮮の文化では、規則や約束は他人が守るものと考えている。鴻海とシャープの買収劇を見れば、支那人の本質が判るだろう。朴槿恵も最近自分のことが判ってきたようだ。支那側にあれだけ媚びへつらったお返しが、北朝鮮ミサイル実験勃発で支那に電話をかけても音信不通だった。要するに、習近平は自分と同じ発想だと判った。日米欧のような、近代国家と付き合うと自分の異常に気付かない。そういう点では、支那は韓国の良い反面教師になる。いずれにせよ、韓国がFTAを反故にして、新たにTPPへの加入など米国が許してくれるはずはない。最も気が良い日本にまで嫌われた韓国に、付き合ってくれる国などあるはずはない。覆水盆に返らずだ。愚生など、ロッテホテルの宿泊に留まらず、アイスクリームや菓子類に至るまで、ロッテ製品は絶対に食べない。
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