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2016年4月12日 (火)

トルーマンは、良識のない人種差別者

Genbaku G7外相会合出席のため広島市を訪問していた米国のケリー国務長官は11日、現職の米閣僚として初めて平和記念公園を訪問した。広島平和記念資料館の展示を見学し「みんな広島に行くべきだと思うし、米国の大統領もその一人になってほしい」と述べた。愚生も、ずいぶん前になるが、広島出張のおりに平和記念公園行き記帳した。印象としては、ずいぶん抑えた展示の仕方だと思った。この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。「トルーマン元大統領には選択肢がなかった」「米国人が死ぬか日本人が死ぬかのどちらかということだったんだ。選択は簡単だ」 もちろん、「日本への原爆投下は全く必要なかった。戦争は終わりに近づいていたのに、私たちは罪のない市民の命を奪ってしまった」 と史実を正確に知って良識のあるコメントもある。大東亜戦争は、1941年(昭和16年)12月8日に、日本とイギリス、アメリカとの間に始まった戦争だ。当時の米国内は、日本人を含む有色人に対する差別は激しかった。米国でのマイノリティや有色人、特に黒人が憲法で認められた権利を訴える公民権運動は、1950年代、1960年代になってからだ。1954年のブラウン判決によって白人と黒人の教育機会の平等が認められて以来、1955年 M.L.キング牧師によるバス・ボイコット運動を経て、1964年7月ジョンソン政権下で人種差別撤廃をうたった公民権法が成立した。1964年と言えば、東京オリンピックが開催された年だ。日米開戦より、約四半世紀後にもなる。愚生から見れば、ルーズベルトやトルーマンの言質から、激しい人種差別者だったと思う。ただ、それは当時の米国白人社会としては、一般的な人種感だったのだろう。そして、有色人を殺戮すること自体、聖書がお墨付きを与えたユダヤ人殺戮と同様に、米国白人連中には罪悪感はなかったようだ。ウランとプルトニュウムという二種類の原爆を広島と長崎に落としたことが、人体実験だったことを象徴している。非戦闘員の無差別殺戮などは、ドイツのヒットラーより悪質だ。支那や朝鮮に比べ、民主主義の発達した米国市民は、もう少し民度が高く良識があるかと思ったが、がっかりさせられた。大統領予備選で、トランプ候補が票を集めることを納得させられる。

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