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2016年4月15日 (金)

東芝・富士通・VAIO、パソコン統合白紙

Nb50g500 今朝、「東芝・富士通・VAIO、パソコン統合交渉白紙に」というニュースが報じられた。愚生に言わせば、富士通も東芝も未だにパソコンなどやっていたのかと言いたい。VAIOは、ソニーが見切って売却した会社だから利益さえ出れば解散すればいい。東芝と富士通は、経営者が愚者だったため、他社に遅れて今頃リストラという話だ。統合後の成長戦略や拠点の統廃合などについて折り合いがつかなかったという。お互い自分の連結決算から外して、身軽になりたいが、従業員のリストラや減損処理で自社に大きな減益要因は作りたくない。富士通とVAIOは協議の中で、現状で3社の統合による大きなメリットが見込みにくいため、交渉を打ち切ったのだろう。特に、東芝のパソコンは、海外で中国や台湾と競合する販売だ。統合や売却できなければ解散するしかない。しかし、減損処理をする体力は、東芝にないのが実情だ。一方、富士通は、企業向けに特化した製品や端末機としての国内販売が中心だ。国内販売が中心のVAIOと富士通の統合は、一般消費者向け製品に限れば検討に値する。ただ、今さら、パソコンのリストラを議論すること自体、経営者がいかに無能だったかという証だ。富士通など基幹系のプリンティングシステムを13年前に富士ゼロックスへ売却時に、パソコン部門のプリンタ部隊を社内に温存したことから、馬鹿につける薬はないと言うくらい愚かだ。現富士通の会長など、携帯やパソコンのリストラを放置してきた張本人のため、頭の中に何が詰まっているのか想像すらできない。

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