命長ければ、恥多し
愚生が健康かといえば、心臓に不整脈を抱えているからそうとも言えない。しかし、周りにいる愚生の母や義母、妻に比べれば遥かに健康そうに見える。今朝、いつも通りに介護施設にいる愚生の母と話をした。その中で、母の実祖母は兼好法師の「命長ければ、恥多し」を引用して、母に長生きをして迷惑をかけると言っていたという。曽祖母は、明治時代を彷彿させる人物だった。柔和な顔の中にも、毅然として孫である母を守るといった態度だった。その曽祖母に守られてきたせいか、愚生の母はずいぶんと我儘に育った。日曜日の朝8時に電話をしろというので、母の携帯に数回かけたが通じない。しょうがないので、受付に頼んで母にひと声かけて欲しいと頼んだ。結局、10回くらいかけてようやく通じた。母がいうには、トイレに行っていたため、電話に出られなかった。母は窓口の人に迷惑だから、別の時間に電話をしろと言う。元々、9時にかけていた電話を、聴きたいラジオ番組があるという理由で、8時に移動したはずだ。母が言うには、介護施設の朝食は7時のため、8時あたりは催す時間なのだという。そこで、今度からは8時から8時半の間に、電話に出なければ何回もかけろと言う。身勝手な弁には、多少腹が立ったが、向こうは聞く耳を持たない。電話の冒頭に、「命長ければ、恥多し」といって、愚生に説いていたことは、もう忘れてしまったようだ。
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