「ふるさと」
病人を抱えると、健康のありがたさが身に染みる。いくらお金があっても、健康を買うことはできない。勿論、お金がなくて病気の場合は、さらに悲惨だ。そう思うと、日々の飯を食える程度の貯えがあれば、それ以上のお金は不要な気がしてきた。多少のお金を上乗せするために、老後の限られた時間を費やすことは命の無駄だと気付いた。いくら増やしたところで、残ったお金を向こう側の世界に持って行くことはできない。それより、こちら側で残された時間を有意義に過ごすことのほうが重要だ。今日は、長野の介護施設に居る89歳のお袋に会いに行く。最近、めっきり老け込んできたため、あと何回会えることだろう。そう思うと、18歳まで田舎でお袋と過ごした日々を思い出す。小さい頃、お袋といっしょにハモニカで「ふるさと」を吹いた。愚生の田舎雪深い北陸には、歌の中に出てくる野ウサギがいた。ペットで買われているウサギと違い、もうスピードで田畑を駆け抜けた。音信不通の友がきは、どうしているだろうか?ところで、「ふるさと」と言えば、五木ひろしの歌もある。大学時代によく歌った記憶がある。田舎から出てきて、地縁血縁のない土地で寂しかったからかもしれない。昔の記憶を辿っていくうちに、愚生も老人になったとつくづく感じる。
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