貧・鈍・根という人生
愚生の住む東京は、今日は梅雨明け後の非常に暑い日だった。M市役所裏を流れる境川土手を、所用のためM駅に向かって歩いていた。境川を聞き覚えがない人もいるが、湘南の片瀬江の島に流れ込む川といえば、知らない人はいないだろう。愚生も若い頃は、友人と目の保養にと海水浴場へ行った。結婚後も、子供連れで行くには、近くて手軽な海水浴場だった。ここのところ、三重苦の歯痛、風邪、眼のものもらいも治って、暑かったが久々に爽快な気分だった。この炎熱化下、都知事選に挑む候補者には、好き嫌いはともかく頭が下がる思いだ。境川両岸では何時もと違い、スマホを覗きながら散歩する人はやたらと多い。どうも、ポケモンGOのアイテム探しの探索者たちのようだ。リックサックを担いで遠くからきたと見受けられる人もいる。以前は見かけたことがないような、若い女性たちも、血眼でスマホの画面を追っている。ゲームに興味がない愚生には、異常な光景に見えた。ポケモンGOは、世界中で事故が起きるくらい爆発的なヒット作品だと納得させられた。ところで、愚生の所用とは、履いていたスポルディングのスニーカが古くなったので、ASBEEでLEEの革靴を買った。LEEの靴が高級そうに見えるので、古いスニーカを捨てるのが惜しくなり、結局よそ行きと園芸用に分けて使うことにした。運・鈍・根というより貧・鈍・根という人生を歩んできた愚生には相応しい。
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