都政は、透明性が重要だ
昨日の築地市場の豊洲市場への移転について、小池百合子都知事が当面延期すると表明した。愚生は、会見を聞いて当然だと思った。食品を扱う市場であれば、安全性確認が最優先される。問題があってから、築地市場に戻るより遥かにリスクが少ない。そもそも、豊洲市場には土壌汚染などの環境問題が指摘されているのに、調査結果を待たずに開場するほうがおかしい。会見で思ったことは、新市場の使い勝手をめぐる情報公開の不足や施設の耐震性に関する構造計算書と実際の構造の齟齬など、多くが不明朗だ。愚生のように、いくらも税金を払っていなくても一言いたくなる。豊洲延期で問題がある人たちの不満もわかるが、建物自体は都が造ったものだ。都民1300万人の意向が優先される。そして、建築費が千億円弱から僅か四年で三千億円弱に膨れ上がったことも精査されなければならない。文春や新潮では、都議のドンと呼ばれる権化に纏わる企業が受注したという。そして、そのゴミに集まるハエの中に、菅官房長官、二階幹事長、石原元都議連会長、丸川五輪担当がいるというから呆れる。安倍政権の中枢は、都議のドンの取り巻きのようだ。自民党は、自民都議に限らず隅から隅まで悪に染まっているのだろうか?愚生には、市場と美術館の建設費の坪単価が同じなど信じられない。それを、放置してきた過去の知事や都議会も同罪だ。いずれにせよ、小池知事には、都議に限らず都職員も含めて、都税を無駄使いした連中を洗いだしてもらいたい。
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