とどのつまり命は金で買うことになる
森元総理が小野薬品工業のオプジーボでガンを克服と「フライデー」に載っているらしい。個人的に、森元首相は好きではない。しかし、オプジーボでガンを克服されたのなら、おめでとうと言いたい。肺がんを患った人の生存率は、極めて低い。愚生の義父も、肺がん手術後に長く生きたといっても5年の命だった。オプジーボが効く患者の場合、極めて長く効果があるというから、森元首相も長生きされるだろう。しかし、その小野薬の株価は、大きく下げてさえない。愚生も大きな含み損を抱えている。株価は、業績より需給で決まるため、思惑がらみで業績が素直に反映されない。証券各社の目標価格も、自社の売買部門の都合もあるだろうから、にわかには信用できない。買った価格が割高だったのかもしれないが、需給がこなれるまでは株価反騰の兆しはないようだ。愚生も株価が下がると、過去には不安になることは多かった。そして、目算が狂い多くの株を損切りしてきた経験がある。ところが今回だけは、大きな含み損を抱えているがあまり気にはならない。歳を取ったせいもあるが、薬の値段が高いことはともかく、オプジーボという免疫チェックポイント阻害薬を高く評価しているからだ。現在は、皮膚がん、肺がん、肝臓がんに保険適用になったようだが、中長期的にはそれ以外の多くの癌にも効くだろう。別に、この株で大儲けをしたいとは思わない。将来、オプジーボが安く普及すれば、癌は結核と同じように、恐れる病気ではなくなるかもしれない。そういう応援する意味でも、小野薬株の長期保有をするつもりだ。ただ、記事には保険適用がなければ、オプジーボは一回200万円かかるとあるから、とどのつまり命は金で買うことになるようだ。
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