ネット世界には、ブルーマンディなどはない
月曜日は、ブルーマンディとよく言われる。愚生も勤め人をしていたころ、週明けの月曜は会社に行く足取りが重かった。仕事が順調なら、それほどでもないが、周りと折り合いが悪い時など不快千万で行きたくなかった。そうはいっても、専業主婦のカミさんや子供を抱えた自転車操業だったため、愚生の足を止めれば家計は破綻する。IT産業は、競争の厳しい業界だが、成長分野だったため成熟企業と比べて残業規制などは少なかった。いくら個々で頑張ったところ、伸びない会社や業界に勤務すれば昇給など満足するものではない。当時は、潰れない会社に勤務していることを感謝しろと自分に言い聞かせていた。そして、自分は恵まれていると思って辛抱した。今から思えば、目先の事しか考えずに日々暮らしていた。お上りさんでなければ、子供たちにはもう少し余裕がある生活環境を与えることができただろう。そういう意味では、申しわけない気もする。ただ、親の質素倹約を横目で見て成長してきたせいで、息子たちは無駄なものに散財する癖はつかずに育った。愚生の母親とは真逆だ。三つ子の魂百までと言うが、何が子供にとって良いのかわからないものだ。今、介護施設に入居している母は、家族と一緒に田舎で暮らしていた時が一番幸せだったという。長く生き過ぎることは、いいことばかりではないようだ。周りがいなくなって、寂しいことも体験しなければならなくなる。愚生の退職した先輩が、会社の行事にきたおりに、僕は365連休だと寂しくいった気持ちもわかるような気もする。しかし、時代が変わりインターネット社会となった。ネット世界に生きる糧を知る石見銀蔵にとっては、ブルーマンディなどないバーチャルで作り出される世界は変化に富んで楽しい限りだ。
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