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2016年11月29日 (火)

トヨタのミサワ吸収は住宅市場の厳しさ

Atc_exteriorimg04  トヨタホームがミサワホームを子会社化すると報じられた。ミサワと経営を一本化すれば、総販売戸数で業界5位に浮上する。ミサワがトヨタ傘下に入ったのは、創業者でもある三沢千代治氏が、バブル期に過剰投資をして倒産寸前になったからだ。これを契機に、トヨタなどがスポンサーとしてミサワに出資して救済した。その後、ミサワの有利子負債は減り、年に数十億円の黒字を安定して計上できるようになった。どうでもよい報道だと思われるが、ミサワで家を建築した愚生にとっては多少の関心がある。愚生の家は、平成10年に建て直したため、数年後の倒産騒ぎでメインテナンス保証が受けられるのか気になった。今から記憶を辿れば、ミサワの経営危機はゴルフ場やリゾートへの投資の失敗だった。当時、ダイエー、ソゴウ、秀和、麻布自動車、マルコー、ダイカンホーム、国土開発(西部鉄道)など多くの不動産投資企業が危機に陥った。愚生も株やリゾートホテルに借金をして投資していた。今から思えば背筋が寒くなる。偶然、子供たちの成長に合わせて、マンションから戸建に買い替えた。その時に住宅ローンを組むため、持ち合わせていた株やリゾートホテルを処分したことで難を逃れた。当時に比べれば、自宅の地価は下がったが、売却したマンションの価格は大きく下がった。運良くバブル崩壊を潜り抜けたため、ミサワによる家の建て替え資金も工面できた。土地神話の崩壊など、誰もが想定しなかったことだ。この当時、過剰投資して潰れた会社も多いが、個人で抱えきれない負債を背負って四苦八苦した人もいる。有名どころでは、江川卓桑田真澄千昌夫五木ひろしなどだ。過剰投資はともかく、真面目に勤め人として働いて、自宅取得のためにローンに苦しんでいる人には、納得のいかない事だろう。政府の経済政策を叱責したい。トヨタ・ミサワの合併は、昨今の住宅建築市場の厳しさを物語っている。少子高齢化の折、田舎にLTV(Loan to Value)90%でアパート投資運用を試みる親戚の噂を聞くと、盲蛇に怖じずとの諺が頭に浮かぶ。

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