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2016年12月18日 (日)

降る雪や 昭和は遠く なりにけり

3b990a98 今日は愚生の誕生日だ。この歳になると、誕生日だといってもうれしくはない。どうしても、あと何年生きられるだろうかなどと、後ろ向きに考えてしまう。愚生の同級生名簿の中にも、物故会員となる人が増えてきた。愚生の高校の同窓会名簿は、60歳以降になるとクラス単位ではなく、あいうえお順に名前が記される。自分のクラス名など覚えていない人が多くなるからだろう。愚生も60歳を機に高校の同窓会を抜けた。お金を払い込むことが馬鹿らしいのと、田舎から疎遠になったことが理由だ。そのせいで、60歳以降、愚生の育った田舎からの音信も途絶えた。寂しいような気もするが、田舎に帰っても親しい友人もいない。高校までの知り合いといっても、子供の付き合いだったせいか、あえて再会したい思う人はいない。還暦近くになってからは、頻繁に会うようになったのは大学時代の友人だ。そして、話題になるのは音信不通になった学友の近況などだ。小津安二郎監督の『秋日和』という1960年製作の邦画がある。その映画とは、ずいぶん違う場面だが昔を思いめぐらす気持ちは同じだ。出演俳優は、佐分利信、中村伸郎、北竜二、原節子、司葉子という、そうそうたる面々だ。端役で受付の女性社員として登場したのが岩下志麻というから、テレビが普及していなかった頃の映画界の充実ぶりが伺える。そして、中村草田男の詩を「降る雪や 昭和は遠く なりにけり」と詠みたくなる。脳裏を駆け巡ると、歳月の流れを感じる。古き良き思い出は、遠くに行ってしまったようだ。

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