中国人がモクズガニを爆買い
新聞に、中国人が栃木のモクズガニ目当てに襲来し、爆買いしているとあった。栃木県北部にある那珂川は、関東随一の清流と呼ばれている。この川に住むモクズガニは、淡水域にすむ食用のカニで、上海ガニ(チュウゴクモクズガニ)と同属異種だ。中国で出回る上海ガニは、薬物汚染がひどいため味もそっくりなモクズガニを栃木まで買い付けに来る。中国では、偽上海ガニが問題となっていて、毒上海ガニも横行しているという。香港の食品衛生当局は、江蘇省の業者らが持ち込んだ上海ガニから、基準値を大幅に超えるダイオキシンを検出した。また、上海ガニを食べた直後に体調を崩し、病院で検査を受けたところ、横紋筋融解症と診断された。心筋障害・筋疾患を示す血中クレアチニンキナーゼの値は、基準値の180倍にも達していたという。さらに、上海ガニからカドミウムなどの重金属までもが検出される例が続出。そういう理由なのだろう。食の安全に厳しい栃木まで、上海ガニの代わりに、モクズカニを買い付けにくるようだ。ところで、栃木県といえば海なし県だ。栃木県人がよく食する魚と言えば、愚生の田舎(北陸)では、畑に捨てるか蒲鉾にしている鮫だ。魚屋の店頭では必ず鮫を売っているので驚かされる。安くて量があるのが重宝がられるのだろうか。海に隣接する県では、決して食べないゲテモノ魚だ。他にも栃木県には、「下野かれ」という名物料理がある。これは、紛らわしいが普通の「カレー」ではない。正月の残り物を拾ってきて、ごった煮する料理らしい。ごく簡単に言えば、大根のヘタと節分で余った大豆、食べ残した鮭の頭を煮込んだ粕汁だ。この「汁」であって「煮つけ」でもあるというものを、栃木県では「おかず」として食べるそうだ。北関東の食は、味に乏しいと言われるが、これが所以かもしれない。
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