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2017年1月 5日 (木)

身の丈にあった都市計画

Images 最近、高齢者移動の足となる路面電車やLRT(次世代型路面電車)がもてはやされている。愚生の育った富山市では、100年くらい前から路面電車はあった。少なくても、還暦を過ぎてしまった愚生の生れた以前からあったことは事実だ。街並みは、路面電車やLRTが富山駅を中心に結ばれている路面電車の終点は、(富山)大学前で、富山大学、富山商業、富山工業の最寄り駅だ。一方の終点、南富山には富山高校があり、途中の堀川小泉には富山女子高校(現、いずみ高校)の最寄り駅となっている。そして、沿線にオフィスビルやホテルが近接している。さらに、富山駅から北にLRTが、途中、富山北部高校を経て工場地帯、岩瀬浜がある富山港に伸びる。ほとんどの都市機能が、路面電車とLRTでアクセスできる。また、雪国であるため自動用の広い道路も融雪装置が施されて、路面電車の路線道路と100メートルほど離れて並行している。高齢化社会に配慮した都市づくりだ。地下鉄やモノレールは、都市機能としては効率的だが、バリアフリー化が必要な年寄りが住む街には適さない。渋谷を見れば一目瞭然だ。東横線は地下四階。田園都市線は、地下三階くらいだろうか。井之頭線や銀座線は地上二階だ。地下山の手と呼ばれる大江戸線は、地下三階程度の深い地中を走る。どの駅も、アップダウンなしでの乗り換えはできない。大都会で階段を使わない移動は容易ではない。そういうこともあって、少子高齢化の昨今、LRTの必要性が叫ばれるのだろう。地方拠点都市でも、LRTが検討されている。元旦の新聞に、宇都宮市が計画中のLRTの運営に、栃木県も参画する方針が報じられていた。宇都宮市が計画するLRTは、JR宇都宮駅から東に路線を敷設し、ホンダなどの企業が集まる芳賀町の工業団地につなぐ。宇都宮市や芳賀町が線路を整備し、両市町や企業が出資する第三セクターが運営を担う「上下分離方式」を採用する。ただ、交通事業者との調整や用地買収がこれからだというから、開通がいつか見通せない。愚生の個人的な見解だが、富山市のように都市計画で高校、大学、オフィスビル、そして街並みが碁盤の目のように整備されていない宇都宮市で、LRTの運用は容易でない。マイカーに押されて、市内バス路線も縮小する中、たとえLRTを建設したとしても、乗降客や街並みが追随するか疑問だ。選挙目的の、かけ声倒れに終わらないだろうか。袋小路が多い市内の道路整備など、身の丈にあった都市計画が必用ではないだろか。

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