日本と韓国の例えはドイツとナビミアに近い
韓国では、独仏に例えて日韓関係を問う論調が多い。過去を振り返れば、朝鮮半島の地域は、中国と日本による統治を経験している。当時の朝鮮は、植民地支配を受けていたため外交権はない。そして、半島地域の近代化は日本統治時代に行われた。韓国紙は、自国を欧州文化の中心フランスに例え、日本をドイツとする。そして、反目した独仏の和解は、歴史教科書の執筆や記念式典を共同で行うことで進んだ。両国間で、脅しや挑発がなくなった時に和解は成立する。そのためには、日本は韓国を脅かさないという条件が必用だと言う。朴槿恵大統領が、ドイツを訪問した時にも似たような発言をし、日本には誠実な謝罪がないと批判する。愚生は、どうしてこんな論理がまかり通るのか呆れる。フランスは、帝国主義の真っただ中、北米やアフリカ、インド支那、中東などで、多くの植民地獲得戦争をした。そして、欧州の文化の中心ともいえる民主国家だ。有史以来、文化もなく外交権も持たない朝鮮半島の国とは大きく違う。韓国は、すぐにフランスやドイツとの比較を持ち出すが、何の参考にもならない。なぜなら、日本の統治前の朝鮮は、奴隷制度が蔓延る古代国家だったからだ。日本により急速な近代化がもたらされたと言っても、これまでの慣習や民衆の民度は過去を引きずっている。条約締結交渉などは、合意事項をしっかりと履行できる近代国家同士が結ぶものだ。息を吐くように嘘をつく国との条約締結の和解などはありえない。日本人の批判的識者のコメントには、日韓を独仏に例えのではなく、ドイツ・オーストリアとすべきだとの意見も多い。しかし、愚生に言わせば、これも間違っている。このような例は、オーストリア国民を憤慨させるだろう。なぜなら、オーストリアは、中欧に650年間もハプスブルク家の帝国として君臨していた。第一次世界大戦前までは、イギリス、ドイツ、フランス、ロシアとならぶ欧州五大列強国だったからだ。独立の歴史や文化もない韓国と比較すること自体、ハプスブルク家に失礼だ。統一国家作りが遅かったドイツを、韓国紙のように敢えて日本に例えれば、アフリカのナミビアという国名で1990年に独立を果たした地域だろう。ドイツとナビミアの関係が、日本と韓国の比較に一番近い。
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