愚生が誇ることではないが・・
愚生の家には、10年間半くらい住んでいる猫(ロシアンブルー)がいる。第18回FIFAワールドカップは、2006年6月9日からドイツで開催された。開催日に来たため、その日を忘れることはない。誕生から60日くらい経って、半額セールになった時に来宅した。もちろん、本人はそんなことは知る由もないため、遠慮など微塵も見せない。生まれてから、ゲージ育ちのため、飢えた経験はない。上げ膳据え膳の、室内一頭飼いの暮らしだ。そうゆう訳もあって、自分自身が猫だという認識はないようだ。愚生の欲目だが、スターウォーズのマスターヨダにそっくりの顔をしている。思慮深い顔なので、猫が何を考えているかは、表情でだいたい読み取れる。二週間くらい前に、10年間くらい使用したキャットタワーが古くなったので、クリスマスプレゼントのつもりで買い替えてやった。余程それが気に入ったのか、それ以来、昼、夜、寝る時も、キャットタワーから離れることがない。一頭飼いのため、自分の縄張り意識をしっかりと持ち、自分のペースで生活している。そのせいか、愚生の部屋は自分の縄張りでないことを十分知っている。愚生がいない時に、かみさんの後についてしか入らない。一方、キャットタワーは完全に自分のものだと思っている。二番目に高い留まり場に寝ていると、愚生の目線より低くなる。上から目線で眺めていると、何を思ったのか一番高い留まり場に移動した。そして、せいいっぱい顔を天井に向けながら愚生を上から見下ろす。自分の縄張りに近づかれたのが嫌だったのだろうか。どうも、自分の方が愚生より上位者だと威嚇しているようだ。血統書には、祖母猫や祖父猫は、チャンピオンキャツとある。事実かどうかは別として、飼い主と違いオスだが見目麗しい姿をしている。別段、愚生が誇ることではないことはわかっている。しかし、みっともない野良猫をあばたもえくぼだと言いながら飼う友人に、血は争えないと上から目線で言うのは愉しい。
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