支那という呼称を積極的に使おう
愚生の親父は、支那という呼称をいつも使った。理由は、中国とえば日本の中国地方と間違えるからだろう。英語では、中国のことをChinaと呼ぶから、「シナ」と呼ぶほうが正しい気がする。むしろ「china」という呼称が世界標準だったために、日本人も使うようになったのが真実だ。だから、「支那人」と使う呼称は正しい。地名では、「東支那海」も「インド支那半島」も使っている。ではなぜ、「支那」「支那人」という呼称使用が減ったのだろうか。それは、終戦期の1946年、連合国占領下の言論統制策の一環として、外務省局長通達で「支那」とい言葉の使用が禁止されたようだ。ただし、「東支那海」などは可とあるから、これらは許されていた。要するに、進駐軍による言論弾圧だった。だから、今日、支那といってもなんの問題もない。愚生が小さい頃は、蒋介石の中華民国が国連の常任理事国で、中華人民共和国は、中共と呼んで区別していた。世界史を習った人なら、みんな知っているだろう。古より辿れば、殷・周・(春秋戦国)・秦・漢・(三国時代)・晋・(南北朝)・隋・唐・(五代十国)・宋・元・明・清・中華民国・中華人民共和国となる。この中で、少なくとも秦、隋、元、清は、漢民族の国ではない。元などモンゴルが打ち立てた国だし、清は満州族の国だ。中国と言う呼称は、戦後になってからで、普遍的な呼称ではない。支那大陸にある新疆ウイグル自治区は、東トルキスタンという国を中共が占領した。その他、内モンゴル自治区、延辺朝鮮族自治州、チベットといった植民地もある。日本が支那大陸に建国した満洲国と同様だ。共和国と言えば、民主的な国の響きだ。外交音痴なオバマ(おバカ)は、それに騙され続けて中共の南支那海の占領を許した。中華帝国と呼べば、間違いはなかった。中共のドン習近平は、「抗日勝利70年式典」を大々的にやった。そこにロシアのプーチン、韓国の朴槿恵、国連の潘基文などが参列した。しかし、欧米諸国は参加を見送った。当たり前だろう。日本と連合国が降伏文書に署名したのは1945年9月2日、ミズーリ号の艦上だ。その時に、支那を代表して出席していたのは中華民国だ。中国共産党による一党独裁国家である中華人民共和国は、1949年10月1日に建国された。要するに、存在しない国が抗日勝利と叫んでいるわけだ。ところで、支那人という言葉は 、支那大陸を中心として居住する漢民族を指すという。日本語における支那は地理的概念であり、平安時代に漢訳仏典を通じて大陸からもたらされた。漢民族が支配する中華帝国(中共)は、多くの植民地を抱える。こう考えると、中国より支那と呼ぶ方が理にかなっている。中国という呼称は、日本の中国地方や中華民国と間違えやすい。愚生は、積極的に中共が打ち建てた中華帝国を支那と呼ぶようにしよう。中華料理(Chinese food)は「支那料理」、中華そば(Chinese noodles)は「支那そば」だ。愚生も英語のように、支那という言葉を正しく使う運動をしようと思う。
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