今後の先行きは当面見えない
米国雇用を優先させるトランプ次期米大統領は、トヨタ自動車のメキシコ工場新設について自身のツイッターに「ありえない。高い関税を払え」と投稿した。このトランプという人は、米国向けにカローラを売るなら、米国に工場を建てろと言いたいらしい。どこまで本気で言ったのかは知らないが、これまでの米国大統領とはずいぶん違うことだけは間違いない。トランプ氏の登場で、米国経済が浮揚するとの思惑から、日米株価は急上昇している。愚生の持ち株も上がっていれば、トランプの暴言も気にしない。しかし、蚊帳の外なので、常識が働くせいか腹立たしい。大統領選で、人種差別発言を平気でする人だから、企業口撃などは序の口かもしれない。つい先日、フォード・モーターがトランプへの配慮で、メキシコ工場新設の撤回を発表したばかりだ。トヨタ批判の前に、ゼネラル・モーターズ(GM)のメキシコ投資も批判しているから、日本叩きでもないようだ。いずれにしても、トランプのツイッターで相場がころころ変わるのでは困る。韓国のような人治国家ならまだしも、米国が傍若無人な振る舞いをすれば、過去の条約や協定が意味をなさなくなる。これまでの米国政府とある程度の継続性や整合性を持って発言して頂きたい。ところで、今後はどうなるのだろう。トランプは、米国の不動産王だ。日米のREIT指数に影響があるのだろうか。金利が上昇すれば、債権との相対利回りが小さくなるため、REIT価格は下がるだろう。昨日、多少の損は出たが持っていたREITを全て売却した。今後の先行きは当面見えない。REIT価格や利回りに飛びついて買うと痛い目に合うかもしれないが、安いと思われる付近では買い戻そうと思う。
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