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2017年1月21日 (土)

米国大統領はこれまで同様に悪い奴

Cw4gaacvqaabeu2 昨日は、米国大統領の就任式だった。テレビでは専門家と呼ばれる、大学教授や解説委員がコメントしている。トランプが大統領になって、日本や世界はどうなるのだろう。米国ファーストといって、自国第一主義を掲げ、これまでの米国大統領と違うというコメントが多い。愚生には、トランプが日本にとって良い大統領か悪い大統領かはわからない。それでは、これまでの米国大統領は、良い人だったのだろうか。少なくとも、人種差別主義者で、日本に原爆を落としたトルーマンや、それを計画していたフランクリン・ルーズベルトは、非常に悪い大統領だ。沖縄を返還時してくれたニクソン大統領は、日本にとっては良い大統領だろう。小笠原諸島を返還してくれたジョンソン大統領も、どちらかと言えば良い。いずれも、日本は佐藤首相時代だから、彼はよくやったと評価されるべきだ。一方、米国のベトナムへの軍事介入は、泥沼化して収束の見通しが困難になった。そのために、日本に断りもなく対中政策を見直し、米中国交回復をしたニクソン大統領はどう評価するのか。日本を無視して、親中政策を行ったクリントン大統領は悪い奴だったか。それを継続して推し進めた、オバマ大統領はもっと悪い奴なのか。日本サイドから見れば、米国大統領で良い大統領など一人もいないかもしれない。これまでも、米国の歴代大統領は、米国民のために、その職務を遂行してきただけだ。結果として、日本に副次的に利益があった場合は、良い大統領に見える。ただし、その本質は米国利益と本人の政治的野心が優先で、日本国民のことを考えてやったわけではない。過去の大統領との立ち振る舞いの違いは、プアー・ホワイトが強い支持層だから、本音と建て前を使い分けた紛らわしい表現を避けている。こう考えると、一言でいえば、米国大統領はこれまで同様に日本にとって悪い奴だ。だから、トランプも同じだ。株式評論家と同様、無責任な言動で稼ぐ政治評論家などは、真っ当な連中だとは思わない。

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